酵素はタンパク質の一種で、食事から摂ることができます。食事から摂る場合、生のもの(野菜や果物)、それと発酵食品(チーズやヨーグルト)から酵素を摂ることができます。でも、毎日食事の中で酵素を摂ることを意識するのはとても大変です。メニューが似通ったものになってしまいますので、飽きてしまうでしょう。そこでぜひ活用してもらいたいのが「酵素サプリ」なのです。酵素サプリのメリットとデメリットについてみてみましょう。
酵素サプリはメーカーにもよりますが数十〜数百種類の原材料を配合していますので、それだけの数の酵素を摂取できます。酵素は熱に弱いのでサラダで摂ったりすることが推奨されていますが、サラダといっても一度に4〜5種類程度しか食材を使いませんから、数十〜数百種類の原材料を使う酵素サプリは酵素を摂取できる量のレベルが桁違いに高いです。
酵素を摂取することを心がけていても毎日摂取するのは難しかったりします。飲み会に外食、時として食生活は乱れてしまうもの。酵素サプリなら食前に飲むだけでいいですから、酵素を摂り忘れることはないです。(常に携帯しておけば、の話ですが・・。)野菜や果物をたくさん食べるのに比べると1日数粒でいいのもとってもラクです。
日本は諸外国に比べて野菜や果物が高い国です。酵素をたくさん摂取するには野菜や果物をたくさん食べる必要があり、毎日たくさん食べていたらお財布にかかる負担も大きくなってきます。酵素サプリだと安いもので1日あたり60円、平均でも1日あたり100〜130円ぐらいなので手軽に続けられます。一般的に定期購入にすると10〜20%ほどお安くなることが多いです。
酵素サプリを購入するときにチェックすべき項目の一つが「製法」です。酵素は48度以上で熱されると死滅してしまう性質がありますので、食事から酵素を摂る場合は生のもの、発酵食品に限られます。サプリメントを作る過程で熱処理されてしまうと酵素が失われるので、酵素をしっかりと摂取したいなら非加熱処理されているサプリを選ぶ必要があります。非加熱処理されているサプリはそのことが公式サイトに明記されているはずです。製法が詳しく記載されていない場合は、問い合わせしてもいいぐらいです。そのぐらい重要なことなのです。
酵素サプリのいいところでもあり悪いところでもあるのが、一度にたくさんの原材料(=酵素)を摂取できることです。サプリメントによっては1粒に200種類もの原材料が使われていたりします。なので、食物アレルギーのある方はアレルギー反応を起こしてしまう食材が使われていないかどうか、をチェックしなければなりません。アレルギーを発症してもかゆみが出る程度だから、といって安心してはいけません。ご自分の体のことを最優先することが大事です。
酵素は消化を促す働きや代謝を促す働きから、ダイエットに特に期待されている栄養素です。代謝を促すのはそのままのとおり、新陳代謝を高めて痩せやすい体を作るという意味ですね。消化を促すというのは、食べたものをお腹に溜め込まないで便として排出するということですから、便秘改善に役立てることができます。ただ、一度に過剰に摂取してしまうと腸内のバランスが崩れてしまい、便秘だったのが急に下痢になったりすることがあります。サプリメントの場合、1日2〜3粒、1日4粒までといったように用法用量が決まっていますので、必ず用法用量を守るようにしてください。
関連記事