酵素はダイエットや美容に、さらには免疫力を高めたり、自然治療力まで高めてくれると言われています。体にいいことがわかったところで積極的に摂りたい栄養素ですが、「どうやって酵素を摂ったらいいのかわからない」と思っている方は意外に多いのではないでしょうか。ここでは酵素の摂り方を皆さんにご紹介します。酵素にも色々な摂り方があるので覚えておくといいと思います。
酵素はタンパク質の一種に分類されます。ですが、肉類や豆類を食べたらいいのかといえばそうではないです。酵素を摂るための1つ目のポイントは「生のもの」であるということ。酵素は熱に弱い性質をもっていて、48度以上に熱してしまうと死滅してしまうと言われているので、酵素を摂取するには生のものである必要があります。酵素は野菜や果物に多く含まれますのでサラダや果物をそのままにして食べるのが理想的です。また、すりおろすことによって吸収率が良くなると言われていますので、大根やにんじん、生姜などすりおろせるものはすりおろして頂いたほうがいいです。
酵素を摂るための2つ目のポイントは「発酵食品」です。生ものに多く含まれることでよく知られている酵素ですが、発酵食品も言ってみれば生のものです。発酵食品からも多くの酵素が摂れますので、上手な摂り方として覚えておきたいところ。チーズやヨーグルト、キムチなどの漬物、納豆、さらには味噌や醤油なども発酵食品に分類されます。朝は納豆ご飯にヨーグルト、昼は鯖の味噌煮、夜はきゅうりの味噌漬けやキムチ、チーズ料理を食べたりすれば、1日にたくさんの酵素を摂取できます。発酵食品だと納豆やヨーグルト、キムチなどできあいのものがほとんどですから、サラダを毎日食べたりするよりもラクかもしれませんね。
はっきり言ってしまうと、食事から酵素を摂るのは可能ではあるものの、面倒です。野菜や果物は季節や天候、さらには社会情勢によって高騰が避けられないものですし、発酵食品もニオイが気になったりしますし、たくさんの酵素を摂取するにはたくさん食べなければなりません。酵素は常に消費していくものなので、毎食時摂るのが理想だと言われています。そこで便利になってくるのが酵素サプリメントや酵素ドリンクです。コスパで考えればドリンクよりもサプリメントのほうがおすすめです。ドリンクだと1日あたり300〜500円ですが、サプリメントだと1日80〜150円程度で済みます。酵素ドリンクはファスティング時の栄養補助として使う役割が大きいので、毎日コツコツ酵素を摂りたいタイプの人にはサプリメントタイプのほうがおすすめできます。
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