“酵素”というワードはここ3〜4年で頻繁に聞くようになったと思います。最近になって発見された栄養素ではありません。ここまで広く知られるようになったのは、ダイエット業界や美容業界が注目したことが大きな要因でしょう。ただ、知らないものに手を出すのは怖いと考える人は少なくないはずです。ここでは酵素の副作用の可能性に迫ってみます。
まず大前提として覚えておきたいのが酵素はタンパク質の一種であるということです。タンパク質とは肉類や豆類に特に多く含まれる栄養素の一つで、私達が普段の食事から何気なく摂っている栄養素です。タンパク質は筋肉を作る働きがあったり、体に不可欠な栄養素です。なので、副作用の心配はしなくても大丈夫だと思ってください。酵素の場合は代謝を促したり、消化を促したり、免疫力を高めたり、自然治療力を高めてくれたり、むしろ、積極的に摂ったほうが私たちの体を支えてくれます。酵素は常に消費されていくものなので、食事から、サプリメントを使って上手に補うことが大事です。
副作用の心配はほとんどないのですが、酵素サプリメントや酵素ドリンクなどを摂取して、酵素の摂取量を増やすことによって「好転反応」がみられることがあります。好転反応とは体の中の老廃物や毒素の排出が促され、体の調子が良くなる時に現れる症状のことです。
これらが酵素の好転反応として挙げられています。一見、副作用のような症状ですが基本的には好転反応で、好転反応を実感しはじめてからは体の調子がよくなるきっかけになることが多いです。例えば、ニキビができるのはまさに体の中の老廃物が排出されている証拠だったりします。ただし、あまりにも症状が長引くときは酵素の摂取量を減らし、医師に相談しましょう。
酵素は常に消費されていくものなので食事のみでは必要量を摂取するのが難しいです。そんなときに酵素が配合されたサプリやドリンクを使えば、数十種類〜数百種類の酵素を効率よく摂取していくことができます。食事からでは大変な量になるのが、サプリやドリンクなら1日4粒、1日1杯と大変手軽になります。
ただ、ここで注意してもらいたいのが「食物アレルギー」です。アレルギー持ちの方は、酵素サプリや酵素ドリンクに含まれる原材料に対してアレルギーがないか必ずチェックしましょう。各酵素補助食品には原材料や注意事項が記載されていますので、しっかりと確認したのち摂取するようにしてください。過剰摂取にももちろん注意しなければなりません。
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